こんにちは世界30ヵ国以上旅して、2004年から17年以上ヘンプでのモノづくりを続けるスワラジです。SDGsでも持続可能なサステイナブルな社会のためといわれてますので世界最古の布、ヘンプがサステイナブルな社会のためになくてはならないアイテムだというのを資料をもとに解説しますね。
ヘンプVSコットン、どっちがサステイナブル?
参考資料hempfabriclabより引用
・農薬もいらない ・生育が早い ・水も少量でいい ・収穫業もおおい
コットンはマイクロプラスチックの原因になる化学繊維よりはかなりマシですが、こんなにもヘンプとコットンで差があります。プラスのメリットとして
地球温暖化のもっとも大きな原因といわれるCO2の削減にも効果があり
環境問題へのソリューションのひとつとしても注目されています。
参考資料 The Role of Industrial Hemp in Carbon Farming
ヘンプが普及してない理由
実はヘンプは20世紀より以前日本だけじゃなく、人類にとって、とっても身近なそんざいでした。9000年前のトルコの遺跡からも、ヘンプ布はみつかっています。それが20世紀になって、規制の対象になって、暮らしから遠ざかっていったのです。
参考資料 First hemp-weaved fabric in the World found wrapped around baby in 9,000-year-old house
・麻薬と混同されてきた ・20世紀からずっと栽培が規制されてきた ・値段が高い ・ホンモノのヘンプを見極めるのが難しい
ヘンプは繊維をとるための麻の一種でもあります、このため
酩酊作用のある、酔っ払う副作用のある麻と混同されてきました。
大量に生産されるコットンや化学繊維におされて、数で圧倒されたというのも
考えられますが、ドラッグと混同されて、規制されてきたのもまた事実です。
【断言します】産業用ヘンプはドラッグではない
私はヘンプの生産地ルーマニアやベトナムの山岳地帯を旅してきましたが
現地ではそんな使われ方はしません。純粋な繊維用として育てているので、酩酊作用などがない、純粋に布のためのヘンプを栽培しています。
安心安全なヘンプをめぐる旅に出て
ヘンプは表示規定もたしかではないので、偽物をつかまされるリスクもあります、ヘンプを愛して、あつかう者としてこれは大きな問題です。スワラジはこの10年くらい安心安全な信頼できる産地をもとめて旅をしてきました。その結果、
・機械つむぎルーマニアヘンプ ・手紡みのベトナム山岳民族のヘンプ
この2つの産地と提携して、顔のみえるモノづくりを継続してます、
こうしたヘンプを着ることでサステイナブルな未来に貢献できます。誇りをもって着ていた、持続可能な衣服だったのに20世紀に規制され続けてきました、でも今からでも遅くないです、この21世紀にとりもどしていきましょう。