AD3世紀の彫刻にもあるラバーブとは?
1500年以上も前のガンダーラ仏像にもあるラバーブはアフガニスタンのホラーサーン地方の楽器として7世紀ペルシャの書物にも記されています。
三味線の遠い親戚でもあるラバーブは
現在、アフガニスタンの国民的楽器となり、隣国のパキスタン、タジキスタンなどの中央アジア地域でもひろーく親しまれています。
Homayoun Sakhi ホマユンサキのラーガヤマン
まさにラバーブの王様、アフガニスタン🇦🇫出身のサキさんの演奏
こちらの動画を研究して、チューニング方法を考察しました。
民謡の世界とはまたぜーんぜん違った複雑で洗練された技巧を凝らした圧巻の演奏ですね!
共鳴弦のチューニングは E♭ lydian mode

E♭→ F →G →A →B♭→C →D→E ♭
1→2→3→♯4→5→6→7→1
ドローン弦のチューニングは E♭ B♭
主弦のチューニングは D G C

ラーガについては、まだまだ解説するには勉強が足りないので
今回はチューニングにフォーカスしてみましたが
このチューニングだけでもかなり不思議な雰囲気が醸し出せるはずです。
ガッツリ古典をやらなくても
どの楽器でも転用できるような、即興音楽のための法則のような
宝の山が、ラーガやマカームなど東洋の音楽にはあるので
ぜひぜひいろいろチャレンジしてみてください!
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