色の違い
- 日本の風土に融けこむブルー
- カメには藍の華(ブクブク)もない
本物の藍の葉を使っても還元剤などで発酵させたものも本藍と呼びますが、色が黒ずんでしまいます、正藍染はやわらぎを含んだ優しい青、日本の風土に美しく融けこむようです。 スクモと灰汁だけで発酵しているのでカメの表面にはブクブクした藍の華もなく、うすーい膜のようなものがあるだけ。
青は藍より出でて藍より青し

昔の故事にあるように、こちらの蓼藍から想像もできないようなブルーが生まれてくる不思議を表した言葉
→弟子が師匠よりも優れていることの例え
紫外線にも強い

正藍染はお日様の子👶
他の藍染は天日干しによる紫外線で退色してしまうことも多いのですが、正藍染は日差しにも強い→堅牢度が高い!
抗菌作用が強い

抗菌作用があり、汗臭くもなりにくい正藍染は昔から旅人にも親しまれてきました。 当然、お肌にも優しいことが確認されます。
石灰も使わないので、生態系に負担をかける心配もなくエシカルでエコロジーな染色技法でしょう。
正藍染がポピュラーじゃない理由
- 発酵に手間がかかる
- 発酵具合の見極めが難しい
- 水道水はダメ
こんなに良いことばっかりなのに、どうして普及してないの?というと上のような理由があります。 100年くらい前、明治後半くらいから普及したケミカル藍染におされて今ではほとんど消えそうなくらい少なくなりました。
パキスタンウールと正藍染のイベントやります!

10月25〜27日 13:00~ 21:00
門前仲町chaabee

電話→090−8081−7013
スワラジ工房ウエダタカユキ
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