ギリシャクレタ島の民族楽器【クレタンリラ】がヴァイオリンの先祖のルーツ

こんにちはー
世界を旅して出会った民族楽器で音楽活動する
スワラジ工房のウエダタカユキです

今日はギリシャクレタ島でもっとも
愛されている楽器、クレタンリラをご紹介しますね

リラはもともと竪琴だった

ギリシャ神話のアポロン神とかが
奏でているのはリラですが
こちらは古代のリラAncient Lyraとよばれ

現在のギリシャでリラというと
弓で擦って弾くタイプの楽器をさします

ちなみにこのリラにもいくつか種類があります

  • クレタンリラ (クレタ島のリラ)
  • ポリティキリラ(イスタンブールのリラ
  • ポントスリラ (黒海のリラ)

今日は実際に私も
クレタ島を訪れて習って
演奏している
こちらのクレタンリラについて
深掘りしますね!

こちらは今から1000年くらい前の
石彫りレリーフ
イタリアのフィレンツエ美術館にあるもの

このような弓で弾くタイプのリラは
9世紀にペルシア人の地理学者
イブンフルダースビー
Ibn Khurradadhbih の書物に記されて
います
彼は、ビザンティン(東ローマ帝国)
の典型的な楽器として弓で弾くリラを
引用しました

その記述からリラは
アラビアのラバブとともに
ヨーロッパの擦弦楽器
ヴァイオリンなどの祖先のひとつと
考えられています。

東ローマ帝国時代の
古典的なリラは現在では


⬆️ポリティキリラ(イスタンブールのリラ
とよばれて、トルコでは
クラシックケメンチェ
という名前で受け継がれています

サウンドホールに詰め物してるのは
おうちで静かに練習するときに
ミュートするためです😌

似たようなかたちですが
リラは
クレタ島に渡って
島の歴史とともに
独自に変化しました

マンドリンのような
ペグがついて、ややモダンなつくりの
スタンダードタイプのクレタンリラ

老舗メーカーStagakis Cretan Lyra Workshop
のスタンダードタイプのクレタンリラ
海外発送もできるみたいですね
信頼のお店なので、間違いないとおもいます

共鳴弦つきのハイブリッドなリラも

90年代に音楽家ロスデイリー さんと
このリラの製作者ステリオスさんがともに

インド楽器サーランギなどからインスピレーションを受けて、たくさん共鳴弦がついた

ハイブリッドなクレタンリラを開発しました

過密なくらいビッシリとついた
共鳴弦のなかに3つの大きなペグ
これが主に弾く弦です

それにしてもメカみたいに精巧なつくりですよね。。。

2017年の2月
私はギリシャのクレタ島を訪れて
直接楽器をオーダーして
いろいろ教えていただきました。

私の購入したばかりのリラについてる
ジャワリのメンテナンスをしてくれてる
巨匠ロスデイリー さん
とても親切にしていただきました🙇‍♂️

それにしても、すごい数の楽器です
もはやオリエント楽器の
ミュージアムですね。

彼らが活動する
ギリシャクレタ島は
オリエント音楽のワークショップは
ラビリンスとよばれて
世界中から多くの人が
音楽を学びにおとずれています。


今でも進化しつづける民族音楽

こんな感じで
古代〜中世を経て
今なお、進化しつづける

オリエンタル民族楽器の世界
決して昔のものではなく

現代の演奏家、作曲家、楽器製作者が
情熱をかけて取り組んでおられるのは
すばらしいですよね。

鈴のついた弓は
クレタ島のスタイル

Stagakisタイプ(現代クレタンリラ)になる前は
リラキ呼ばれていた
アテネミュージアムより引用しました

こーんなに変わった楽器じゃなくても

マンドリンやウクレレからも
こうした音楽を気軽に親しむことができます😌

スワラジミュージックレッスンでも
気軽に参加できます

音声メデイアStand.FMでもお聞きになれるのでよかったら聞き流しながら
なにか作業BGMに使っていただければ幸いです。

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