ガット弦の比較➡︎ヴァイオリンのご先祖ケメンチェで検証

東ローマ時代からの古楽器ケメンチェ(リラ)
Byzantine lyra
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This page was last edited on 13 August 2019, at 16:50 (UTC).



今から1000年ほど前の石のレリーフに刻まれているケメンチェ【リラ】はヴァイオリンやチェロの先祖といわれて、中世の時代にコンスタンティノープル(今のイスタンブール)を中心に地中海世界を支配していた東ローマ帝国【ビザンツ帝国】のときに伝わったとされています
参考文献➡︎Byzantine lyra  

ガット弦ケメンチェ(リラ)は生きている
クレタ島在住の音楽家ロスデイリーさんのお家にて

その後ケメンチェ(リラ)は伝わったところで進化を遂げていったのですが、
今でも昔ながらのフォルムとガット弦で弾くスタイルがイスタンブールには残っていて、現地のオスマン古典の演奏家たちは、皆さん昔ながらのガット弦を使いますが、ギリシャでは同じ楽器をチェロの金属弦で弾くことが多いです。

ガット弦とチェロ(金属)弦、どちらがオススメ?

結論➡︎鉄弦がオススメ

難易度でいえば、ガット弦の方が数倍難しいと断言できます。
優美でリッチなオスマン古典ならではの曲線美を求めるならガット弦はオススメですが、ある程度しっかり弓で弾かないとカスレてしまうので音量調節が難しく、即興演奏の時やいろんなシーンに合わせた音量のダイナミクスをつけるのはあまり向かないという側面もあります。 しかしその分、昔ながらの豊かな響きがあるので本格志向の方はガット弦がオススメ。
私はあえなく挫折しました😂

音量や音質ではガット弦に劣るのですが、ギリシャ人の奏者ソクラテスさんも使っている鉄弦はいろんなシーンでも使えて便利です。
私を含めて初心者がガット弦をまともに弾けるようになるにはもっと時間と経験が必要かも。
テニスのラケットで使うようなナイロンガットを使う人もいますが、ちょっと中途半端なので、アジャスターもつけられて高温多湿な日本の気候でも便利な鉄弦をオススメします☺️

どんな弦を使ってるの?

 ガット弦はこちらのサイトからイスタンブールの方もオススメしていました
  Gamut music のサイト


 鉄弦はギリシャの方もこちらを使っておられるようです

 A 線    ➡︎ ラーセンのチェロ弦A(strong)
 D 線    ➡︎ ラーセンのチェロ弦A (medium)
 Lower A線 ➡︎ ラーセンのヴァイオリン弦G

結構高いなーと思うかもしれないですが、ケメンチェやリラは弦長が短いので、半分づつ使うことになるので交換分も購入したことになります、
ロスデイリーさんのようなプロフェッショナルでも5年くらいは替えないとのことでした。

松ヤニはどんなのがオススメ?

イスタンブールやギリシャクレタ島ではガット弦にはダーク、鉄弦にはライトのを使っておられました


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