アフガニスタンの涙〜現代でも進化し続ける民族音楽とは?

こんにちはー
中央アジア〜中東の民族楽器で音楽活動する
スワラジ工房のウエダです

民族音楽は昔のままではなく、現代でも
進化し続けています

はじめに
長年の活動でコンテポラリーモーダル音楽
を提唱された
ギリシャクレタ島在住の
音楽家ロスデイリー さんのお話をしますね


アフガニスタンの涙がきっかけ

ロスデイリーさんは英国生まれの音楽家ですが
世界を旅してさまざまな地域の音楽を研究してきました

90年代にトルコのイスタンブール で
アフガニスタンからの難民たちの古物商たちが
もっていた民族楽器ラバーブをみつけた彼は

その美しい響きに魅せられて
その場ですべてのラバーブを買い占めたそうです

2017年私がロスデイリー さんにリラの基本的な扱いを教えていただきたときの写真

うーむ🤔なるほど、それでこのすさましいまでの
ラバーブのコレクションなんですね

94年に発表された作品の中には
ラバーブをフューチャーした楽曲もあり
その後の同時多発テロの後
アフガニスタン紛争になだれ込んだ
時代とともに

次第に彼の音楽とモーダル音楽のワークショップとともに
広がりをみせてきました

2001年にアメリカ軍が侵攻して
タリバン政権が崩壊
平和がもどるかにみえたアフガニスタンが
間も無く戦火がもどり
今に至るまで混迷がつづいています

1982年に設立された
ラビリンス音楽ワークショップ
現在ギリシャのクレタ島に本拠地を移し
毎年多くの人々が

世界中からあつまりモーダルミュージックと
オリエント伝統音楽を学ぶ場になり
ギリシャを代表する機関となりました。

シーズンオフのラビリンス音楽ワークショップ
ロスデイリー さんは島中のかわいそうなワンコをひきとって大切にされていました❤️

紛争がきっかけで
アフガニスタンの楽器や音楽が
国外に流れて
知られるようになるのは
ほんとうに皮肉なことですが

大切な人類の文化遺産なので
私もラバーブ奏者として受け継いでいければ
幸いです。

こちらの動画は2001年一時的に平和が訪れた
アフガニスタンの音楽シーンにフォーカスした

BBCのドキュメンタリー映像

動画にでてきたパキスタンのペシャワールにある
ラバーブ工房は今もすばらしい楽器を作り続けています

2019年に私も実際に訪れてラバーブを入手しました

このビデオで少年だった息子さんが
いまでは立派な主人として活躍されておりました

とかくあぶないイメージの先行する
パキスタンやアフガニスタンですが
このようにすばらしい文化があるので
大切に伝えていければとおもいます。

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