気に入った服に穴があいちゃった!➡︎かわいくリペアするチャンス!
歴史上の偉人、ブッダも孔子さまもイエスさまもムハンマドさまも
ツギハギのあたった質素な衣をまとっていたという言い伝えがあります
乃木希典曰く破れた服を着ているのは恥ずかしいことかもしれないですが、
ツギハギのあたった服をきているのはちっとも恥ずかしいことではない

スーフィズムにも通じるちくちくの世界
イスラム神秘主義スーフィズムのスーフィとは羊の粗末な衣を纏う人という意味です。 ミニマルな暮らしをして、質素な生活を続けて、魂の純正を高めてかみさまに近くという生き方。
徒然草や方丈記に見られるような日本にも昔から伝わる、ミニマルな暮らしの源流にも通じるところを感じますね。
どんなに文明が進もうとも人の営みは変わることはない

2世代くらい前まで、衣服は今のように大量に安価に異国で作られて大型店で
販売されるものではなく、どこの街にもテーラーの仕事をする人がいて、
家庭でも衣服を生産していました。
スワラジ工房のちくちくワークショップでは、完成させることももちろん大切ですが、それよりも
手仕事をしながら共有する時間も大事にしたいなと思います。

ちくちくジェラバワークショップへご参加のお二人、まだ未完ですが
中東スイーツにお茶におしゃべりも楽しい時間。
手縫いで服を作るなんて、忙しい現代社会のスピードからすると
考えられないようなことかもしれないですが、
やってみると意外にできるものです、
ミシンを引っ張り出してきて、糸調子が合わない〜!
なんてやってるよりずっとシンプルで早いかもしれないですね。