【草木染め】と【化学染】、何が違うの?

草木染めという言葉は最近作られた!

草木染めは山崎斌(やまざきあきら) さんにより昭和7年に商標登録
されました、その後商標登録を放棄され
広く使われるようなり、とてもわかりやすい言葉なので
今では広く使われています。

化学が発達する江戸時代より以前は世界中どこでも
自然の染料だったはずですが、草木染めはあたりまえ過ぎて
言葉にもならなかったのですね。

100年くらい前に広まった化学染

日本でも100年ほど前、明治時代に化学染が広まり、
コスパもよく、カンタンに染まるので普及
今ではマーケットの99%以上は化学染になりました

草木染めのメリット3つ

マーケットの1%以下、絶滅寸前!?の草木染めにも
多くのメリットがありスワラジ工房をはじめ
今でも多くのクラフト作家さんの作品として使われるのには理由があるんです

  • 環境に優しい
  • 安全性が高い
  • 薬効がある

媒染剤を重金属系のものを使うと、
逆に環境に負荷をかけてしまいますが
そうでなければ草木染めは染める人にも
生態系への影響も化学染に比べて優しいといえます。

タイ北部ではリュウキュウ藍で染めます

スワラジの草木染めを委託しているタイ北部では
昔から藍染が盛んでしたが、
化学染に置き換わることにより
染色家の間にもがん患者が増え、それ以降少しづつ
タイでも草木染めが見直されつつあります。

発酵させたリュウキュウ藍染の村にて
完全ケミカルフリーの正藍染

スワラジ工房の提携している正藍染作家のミワフクさん
自然に恵まれた能登半島でパキスタンウールのショールを染めてもらってます。 

正藍染とは?
  • 明るいブルーが特徴
  • ウールでもよく染まる
  • 色落ちしにくい
  • 抗菌作用がある

苛性ソーダなど化学のチカラで強アルカリ性にする藍染は
光を吸いこむするようなくらい色に対し
灰汁とすくも藍だけで染める正藍染は
光をはね返すような明るい色が特徴です、メリット多いですよね
いいことばかりなのに、なぜ正藍染が少ないかというと

  • 塩素が入った水はダメ
  • 発酵の見極めが難しい

以上のような理由から、発酵ではなく化学で還元させる
藍染が普及したと考えられます。

ウールでもよく染まる正藍染

化学で還元させる藍染はアルカリ性が強くて
ウールなどの染めには適していませんが、
正藍染はウールも美しく染めることができて
日焼けにも強く、色落ちもしにくくなるのです。

正藍染の抗菌作用

浮世絵などでみられる旅人のスリムパンツや
伝統的な野良着は汗臭くなりにくい抗菌作用がある
正藍染で染めていました。
布に染みこむのではなく、染料が重なっていくので
擦れに強くなり生地が丈夫になります。
何年か使ったら、また染め直すことで
コーテイングされ、よりいい色に、より丈夫に
生まれ変わるのです。

草木染め作家の集まるイベント開催します

スワラジ工房のショウルームで草木染め作家の集まる
イベントやります。

  • 正藍染 Miwafukuさん
  • 植物染 Wacca染さん

期間中、お二人にきていただいて
セミナーとライブも企画してます、小さい会場なので
お席が限られますのでご興味あれば
ご予約いただければ幸いです。

暮らしの中で今も生きる草木染めのお話し
作家さんから聞ける貴重な機会になります😊

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