手紡ぎの布カディに秘められたガンジーの哲学

カディとは?

最近、量販店でも聞くようになったカディという言葉にはどんな意味があるのでしょうか?
2004年からガンジー手紡ぎの思想に感化を受けて、お店を立ち上げたスワラジ工房が解説します

カディとは糸ぐるま(チャルカ)で紡いで、手織りで作られた布のことを呼ぶ言葉。インド、パキスタン、バングラディシュでの呼称

🇮🇳独立のスローガンにも

シンプルな布をまとった姿でおなじみのマハトマガンジーさんは
糸車(チャルカ)手紡ぎ、手織りコットンの布を掲げて
国産品愛用運動を展開➡︎イギリスの大量生産に対抗して独立へのスローガンにもなりました。

カディが手紡ぎじゃなくなった!
手回しの機械紡ぎアンバーチャルカ
昔ながらのガンジーチャルカ

ガンジーさんでおなじみの昔ながらのガンジーチャルカで紡がれ織られた布がカディでしたが
今では上の写真のように、手廻しの機械紡ぎ糸で織られた布もカディとよばれています!
これってどうなんだろう? 電気を使わないといえども紡ぐスピードは昔のガンジーチャルカの何倍も早くなり大量に生産できるようになったけど、ガンジーさんの大切にした手しごとの心は失われている気がします。

山岳民族の暮らしの中に残るカディ

インドでは手廻し機械紡ぎがカディになってしまいましたが
ベトナムやタイの山岳民族の暮らしの中には昔ながらの糸車で紡いだオーガニックコットンやヘンプの布があります。

ベトナム山岳民族の手績み手織りヘンプ布
手績み手織り布をいかした日本の伝統パンツのかたち

日本の伝統のかたちにも、布を余すところなく使う知恵があふれています。スワラジ工房は昔ながらの知恵を取り入れながら今の暮らしに溶けこむようなデザインを心がけてます。

カディの精神

カディと工場の布では、目的とするところが正反対です、カディがすべての人に仕事を提供するのに対して、工場の布は少人数のものに仕事を提供し、多くの正当な労働を排除します。
カディが大衆のためにあるのに対し、工場の布は富裕階級を富ませるためにあります   ガンジー自立の思想より

ガンジーさんは工場製品を痛烈に批判されています
そうはいっても現代を生きる私たちの暮らしに工場でおられた布も便利なので、カディの本質を理解した上で日常で使っていければいいですね。

手紡ぎ手織り布を求めてスワラジの次の旅は?

2019年9月にすばらしい品質のウールの原産地、カシミールにも近いパキスタンに行ってきます!
10/25~27に旅の報告イベントと展示会
Chaabee門前仲町で企画します。

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